胃痛と吐き気の関係

胃痛と吐き気の関係

胃痛に加えて吐き気を生じることがあり、この場合は心身ともに相当な辛さを感じると思います。どうして、胃が痛いと吐き気まで生じてしまうのでしょうか。

 

私たちが食べ物を食べると、その食べ物は食道を通って胃に入って、十二指腸へと流れていくようになります。これは重力の働きで自然に起こっているのではなく、こうした消化器官で行われている蠕動運動という筋肉の運動によって起こっています。

 

この蠕動運動が、何かの原因によって逆に働き、従来の方向と逆に食べ物を動かしてしまうことがあるのです。すると、胃酸と一緒に食べたものが逆流してしまい、吐き気をもよおすことになってしまうのです。吐き気というのは、消化器官においてあるべきでない形で食物が動いていることを示すひとつのシグナルなのです。

 

こうした吐き気を伴う胃痛は、食べ過ぎや飲み過ぎによって起こる他、ストレス、病気などによって生じることもあります。胃に対する負担や、自律神経の失調が原因でこうした蠕動運動の異常を生じさせてしまうのです。

 

胃が痛みを感じるので、胃の病気だとばかり考えてしまいますが、胃炎だけでなく、食道炎や十二指腸潰瘍、虫垂炎や腹膜炎といった、別の部分の炎症によってこうした吐き気が起こることがあります。

 

しばらく安静にしても、症状の改善が見られない、または吐き気や痛みの程度があまりにも酷いという場合は、何かの病気を患っている可能性が高いので、必ず医師の診察を受けるようにしてください。